研修カリキュラム

社会人基礎力

1. コミュニケーションの基本
   コミュニケーションとは、「伝えること」と「聴くこと」の組み合わせです。これらは非常に重要なことでありながら、勉強したことがある人は非常に少ないです。本研修では、演習を通じて、職場ですぐに実践できるコミュニケーションのヒントやコツを学びます。
2. モチベーション・コーチング（意欲と行動を引き出す）
   コミュニケーションの基本となる「聴く」、「伝える」、「承認」を中心に、コーチングをベースとした『明日からすぐ始められる会話のポイント』を、実体験を通じて学んでいきます。会話の始め方、深め方、安心と信頼感のある関係作りを理解することを目標とします。
3. ビジョン・コーチング
   コーチングを活用して、自分自身の人生やキャリアを棚卸し、自分の価値観や欲求、モチベーションを理解します。これにより、自分の将来像や理想の姿を描き、行動を促進するコーチングコミュニケーションを身に付けることを目指します。
4. 目標設定コーチング
   コーチングスキルを活用して個人の目標設定方法を理解します。目標設定の際に、過去の自分を振り返り、自分のできることやできないことを明確にし、学びを深めることで、達成する意義のある目標を設定します。
5. 目標設定とPDCA
   個人も組織も改善活動の基本は、「PDCA」サイクルを回すことです。本研修では、ワークを通じて現状の問題点と目標を明らかにし、それを改善するための行動計画を策定します。その中で、目標の意味や必要性、そして、行動計画の立て方について学びを深めます。
6. 自分を知る、相手を知る
   人が成長するためには、自己表現と他者のフィードバックを受け取り、自らの考え方や行動を修正することが必要です。相手の価値観を理解し、対話することで、自己成長のヒントやコツを見つけることができます。
7. チームワーク・コミュニケーション
   自己理解と他者理解を通じて、お互いの共通点を見つけ、チームのビジョンを共有するワークを通して、コミュニケーションの基礎を学び、チームワークを醸成するポイントを身に付けていきます。
8. ワークで体感！人間関係とコミュニケーション
   ワークを通じてコンセンサス形成の方法を理解し、組織内で楽しく自分らしく活躍するためのコツを学びます。ストレスを軽減することで、組織内のコミュニケーションの問題を低減することが狙いです。
9. アサーティブネス・コミュニケーション
   人間には、互いに自分の意見を主張し合う権利があります。しかし、上司と部下の関係では、これらが必ずしも行えるわけではありません。自分の思いを相手に受け取りやすく伝える具体的な方法について、ワークを通じて学んでいきます。
10. ＥＱ（エモーショナル・クオーシェント）
    リーダーシップを発揮するためには、知能指数だけでなく、EQ、つまり、感情の知性を高める必要があります。自分の感情を知り、相手の感情を理解し、そして、自分の感情をコントロールしながら、相手の感情にも適切に配慮するための方法を学んでいきます。
11. ストレス低減のビジネスコミュニケーション
    「ストレスとは何か」という基本的な理解から始まり、日常生活ではあまり意識されていない自身や他人の心の健康について学びます。さらに、相手にストレスを与えにくい「情報の伝え方」と「情報の受け取り方」に焦点を当て、講義とワークを通じて学習し、職場でのストレス低減を目指します。
12. プレゼンテーション
    プレゼンテーションは双方向のコミュニケーションであり、相手を行動させることが目的です。話し手の目的だけでなく、聞き手の目的やプレゼンテーションの場所を分析し、伝えるための技術を身に付けます。
13. 自己紹介
    自分の強みや価値観を把握し、相手に価値を提供する視点から自己紹介する方法を学びます。自己を簡潔に伝えるキャッチフレーズを作成し、面接や面談などの場で自信を持って自己紹介できるようになることを目指します。
14. ディベート
    ビジネスコミュニケーションの基礎スキルを向上させるために、ディベートを通じて「論理的思考力」「相手の意見を聞き取り、理解する力」「効果的な表現力」を身につけることを目指します。
15. 異部門間の協調を生み出すミーティング
    会社の組織構造において関係のある人々のペルソナを作成し、他部門の目的、目標、役割を理解します。また、対象部門の状況を把握し、自部門との調和を図るための方法を学びます。
16. 自己理解と人生設計
    グループワークを通じて、自分自身をより深く、より広く知ることで、将来の方向性を考え、他者との相互支援関係を通して具体的な行動計画を立てる方法を身に付けます。
17. 強みを聞く
    コーチングの基本である傾聴のスキルを学び、ストレングスカードを活用して自分と相手の強みを見つける力を身に付けます。強みを知ることで自己効力感を高め、モチベーションを生み出します。
18. 組織おけるビジョンの形成①　～チームのビジョン～
    企業の経営では、経営理念や方針の先にあるビジョンを共有する必要があります。現状を踏まえて、理想的かつ具体的なイメージを描き、共有することで、チームメンバーの具体的な行動を引き出します。
19. 組織におけるビジョンの形成②
    チームの方針やビジョンの中に自己を見つめ、パーソナルなビジョンと組織のビジョンを重ね合わせます。最終的に企業を推進するのは、個人の志であり、ビジョンを描き、行動するスキルを身につけることです。
20. ビジネスマナー（あいさつ、表情、身だしなみ、立ち居振る舞い）
    ファッションは自己基準であるのに対し、マナーは相手基準と言われています。自分では良いと思っていることが、相手にとっては良くないと感じられることがあります。職場や顧客との関係を円滑にするためのヒントやコツを学びましょう。 
21. ビジネスマナー（言葉遣い、顧客対応、電話応対）
    マナーの基本は、思いやりの心です。それは、単に相手に不快な思いをさせないということだけでなく、敬語をはじめとする相手を気遣う表現など、顧客との面会や電話応対などで活用できるよう、演習体験を通じて学んでいきます。
22. ビジネスマナー（来客対応、訪問マナー、ビジネス文書、冠婚葬祭）
    ビジネスシーンにおいては、必ずしも決まり切った対応が最適とは限りません。来客対応やビジネス文書など、実際の職場で役立つマナーについては、ロールプレイングなどのワークを通じて身に付けていきます。
23. モチベーション・エンジニアリング①
    モチベーションを高めるための基本的な考え方を理解し、現場での仕組みを検討します。特に、やる気の源泉となる「目標の魅力」を高めるためのラダー、スポットライト、オプション、サンクス効果について学びます。
24. モチベーション・エンジニアリング②
    モチベーションを高めるための基本的な考え方を理解し、現場での仕組みを検討します。特に、やる気の源泉となる「危機感」を高めるためのリンク、ライバル、コミットメント効果について学びます。
25. モチベーション・エンジニアリング③
    モチベーションを高める基本的な考え方を理解し、現場での仕組みを検討します。特に、やる気の源泉となる「達成可能性」を高めるためのフィードバック、ロールプレイング、ナレッジ、マイルストーン効果について学びます。
26. タイプ分け
    ４つのリーダーのタイプについて理解し、自身がどのタイプであるか知ることで、自身のコミュニケーションの特徴を学びます。また、各タイプへの接し方を検討することで、社内の人間関係を促進させます。
27. タイムマネジメント
    ビジネスパーソンにとって、自身の時間管理は非常に重要であり、仕事の効率化に大きく影響を与えます。本講義では、仕事などでの時間管理の方法について解説していきます。
28. グループ討議
    ある課題について、集団決定を下すプロセスを通して、各自の人生観や価値観に気づき、お互いを理解し合うことの重要性を学びます。
29. 組織の問題をほぐす”智慧の車座”の対話術
    組織内で問題を解決するのを困難にしているのは、本音で話し合えない組織の雰囲気だと考えられます。この雰囲気をほぐし、メンバーが持つ知識を共有し、それを智慧として活用する方法を学びます。
30. 仕事を楽しくする4つのポイント
    工場や店などの組織を活性化するための秘訣である4つのポイントを学び、役職などに関係なく自ら組織を変革する方法を考えます。具体的には、①態度を変える、②遊ぶ、③喜ばせる、④注意を向けるという4つの視点です。
31. 日経新聞の読み方
    経済に関する情報への感度を高めることは、ビジネス能力だけでなく、自身の意思決定をより効果的に行うためにも重要です。本講義では、身近な経済情報の入手ツールである「日本経済新聞」の読みこなし方を習得し、仕事や生活に応用することを目指します。
32. 短時間で成果を出す会議を実行する！会議運営研修
    会議は、運営の仕方によって結果が大きく変わるものです。何をしたいのか分からない、時間通りに終わらない、結論が出ない、出せないなど、会議の問題は山積みです。効率的な会議を行うためには、どのように運営すればよいかをワークを通して学び、会議運営者としてのスキルを身に付けることを目指します。
33. ＣＳ/ＥＳとホスピタリティ
    顧客満足（CS）や従業員満足（ES）をテーマに、ホスピタリティを理解するための講義です。相手を思いやり、手厚くもてなすことを強化します。ホスピタリティが持つ意味を理解し、相手との向き合い方、聴き方、伝え方、焦点の当て方などを学んでいきます。
34. ミーティングマネジメント
    ビジネスの現場では、頻繁にミーティングが行われますが、必ずしもうまくいくとは限りません。本講義では、ミーティングの種類や運営方法などをマネジメントし、良い結果を導くための方法について解説していきます。
35. 組織の知恵を活用するビジネスゲーム
    チームが目標を達成するプロセスの中で起こる様々な問題に気付き、その課題を解決していくことを体感します。多くの情報の中から、今ここで必要なものを判断し、活用していくためのスキルを養います。
36. 社内コミュニケーション①
    社内でのコミュニケーションマナーについて、「気配り言葉」を中心にした座学を中心に行います。特に、同僚や部下に対するコミュニケーションを円滑にするためのスキル向上を目指します。
37. 社内コミュニケーション②
    社内コミュニケーション①の発展
    ①に引き続き、社内でのコミュニケーションを中心に、会話の仕方やルールについて学びます。
38. 社内コミュニケーション③
    コミュニケーション①、②の振り返りを実施し、理解を深め、グループワークを通して、社内で実践するためのスキルを習得します。
39. 伝わるスピーチ
    人前で「話す力」の文章の構成力や間の取り方などを、ロールプレイを中心に身に付けていきます。自己紹介や簡単なスピーチがスムーズに行えるようになることを目指します。
40. 非言語による情報伝達
    非言語の情報は、言語よりも相手に伝わる量が多いと言われています。良いコミュニケーションを取るためには、言語だけでなく、非言語の部分のコミュニケーションスキルも重要です。演習やグループワークを通じて、言語をより効果的に伝えるために非言語を使いこなすスキルを身につけます。
41. ファイナンシャルプランニング基礎①
    健康保険や厚生年金などの社会保険、労災保険や雇用保険などの労働保険など、ビジネスパーソンとして知っておくべき労務知識の基本を習得します。
42. ファイナンシャルプランニング基礎②
    給与明細に登場する税金（所得税など）について学びます。また、源泉徴収や年末調整など、ビジネスパーソンに必要な税金の基礎知識を習得します。
43. ファイナンシャルプランニング基礎③
    経済・金融の主な指標の見方を学び、預貯金、株式、債券、投資信託などの金融商品の特徴、資産形成と運用の方法、そしてマネーポートフォリオなど、お金に関する全般的な知識を習得します。
44. ファイナンシャルプランニング基礎④
    いつかは自分や家族に訪れる相続について学びます。誰が相続人か、相続分や遺言の内容など、法律知識のほかに、相続税計算の仕組みや贈与など、相続発生の前後に役立つ知識を習得します。
45. リスクマネジメント（年金・保険）
    将来の設計を見据える上でリスクマネジメントは必須です。毎月納めている年金に関する理解を深めると同時に、保険についての基本的な知識を身に付けることが重要です。
46. 経験から学ぶ
    自身の職歴や上司部下との関わりなど、経歴の奥深さを探り、現在の職場での活躍に活かすための経験やキーワードを模索します。経験を総合し、経営理念を統合することで、職業人としてのあり方を学んでいきます。
47. 価値観認知
    自身の価値観を明確にし、相手の価値観を認識することで、相違から生じるさまざまな問題に気づくことができます。お互いの価値観の違いを認め合うことで、相手に対する理解を深めるきっかけを作ります。
48. ビジネスマナー基礎（冠婚葬祭）
    社内での冠婚葬祭における基本的なマナーを身に付け、営業先のお客様に対して失礼のないような振る舞いを考えます。
49. ビジネスマナー基礎（会話のマナー）
    社会人として知っておくべき会話のマナーや、正しい敬語の使用法を身につけ、取引先やお客様と良好な関係を築くためのスキルを獲得します。
50. コスト意識を身に付ける簿記の基礎①　〜簿記の基礎知識と日常の手続きについて〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
51. コスト意識を身に付ける簿記の基礎②　〜返品、諸掛、勘定元帳などについて〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
52. コスト意識を身に付ける簿記の基礎③　〜現金、当座預金などについて〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
53. コスト意識を身に付ける簿記の基礎④　〜手形やその他の期中取引などについて〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
54. コスト意識を身に付ける簿記の基礎⑤　〜固定資産や純資産の取り扱いなどについて〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
55. コスト意識を身に付ける簿記の基礎⑥　〜試算表の作成などについて〜　
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
56. コスト意識を身に付ける簿記の基礎⑦　〜決算や決算整理の手続きについて①〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
57. コスト意識を身に付ける簿記の基礎⑧　〜決算や決算整理の手続きについて②〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
58. コスト意識を身に付ける簿記の基礎⑨　〜精算表の作成について〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。
59. コスト意識を身に付ける簿記の基礎⑩　〜財務諸表の作成について〜
    企業の財政状態を理解するために必要な簿記を学習し、コストを意識した仕事を行うための能力を身につけます。